お礼(リターン)のポイント

復習クラウドファンディングはお礼(リターン)に対して支援される。

リターンの決め方とは?

前回の記事でクラウドファンディングはお礼(リターン)が重要であるということがわかっていただけたと思います。

では、お礼(リターン)はどのように決めたらいいのでしょか?

ポイント1・関連

そのクラウドファンディングの内容と関連しているものでなければならない

商品を開発したい!というクラウドファンディングならば、その商品の先行発売の購入権利だったり特別価格でのご提供だったり、その商品開発に関連していないといけません。

ただ、前回の記事にあったような、アイデアで捻りを加えるのも一つです。

レストランなら「会員権」というお礼(リターン)もあります。

「貸し切り」だったり「ソース」だったりと、これからの営業では手に入らない【特別なもの】は面白いですね。

商品や店内にお名前を刻む権利なんてのも一つです。

ポイント2・お得

実際の料金よりもお得でなければならない

クラウドファンディング運営会社により、こんな規定はないところもあります。

ただ、ご自身の今後のご商売を長い目で見たときに、クラウドファンディングの投資家に「損をした!」と思わせても得るものはありません。

どんな商売でも共通していれるのはお客様があっての商売です。

お客様目線でお礼(リターン)を設定しましょう。

ポイント3・選択肢

5つほどの選択肢がある方が良い

一つのクラウドファンディングに対して5つほどのお礼(リターン)を用意しましょう。

募金系のクラウドファンディングなら、お礼のメール/1,000円と言うのもあります。

あくまでもお礼(リターン)に対してお金を支払ってくださいます。

どんなにあなたの夢やアイデアが素晴らしくても、お礼(リターン)に魅力を感じないとお金は集まりません。

支援する側にもお財布事情がそれぞれあるので、支払い易い料金設定の物から、高額なものまで5つほど用意すると良いでしょう。

ポイント4・可能な物

実際に可能なものでないといけない

お礼(リターン)は確実に約束出来るものでないといけません。

発送を必要とするものなら発送は可能かどうか、送料込みで考えて採算は取れるのかどうかなども含めて考えてください。

例えば、例題に出した「レストラン貸切権」を設定する場合、それは営業中なのかどうか、それとも時間外のみなのか、オープン前のことなのか、食事代は込みなのか、そもそも本当に貸切可能なのかどうかなどなど。

お客様のことはもちろん、色んなリスクも想定した上で可能なお礼(リターン)を設定しましょう。

決してその場のノリや勢いだけの思い付きで設定してはいけません。

ポイント5・一人で決めない

重要 友達や知人に相談する

そのお礼(リターン)は本当に魅力的ですか?

ご自身やご自身の仲間内だけで判断せずに、友達や知人に相談してみてください。

外部から見ると意外な意見が出てきたりします。